一棟マンション投資のメリットとデメリット

マンション投資の利回りは5%~10%程度、しかもリスクがそれほど高くないということで、魅力的な投資方法と言えます。これから人口減少が進むと言われていますから、多少の不安は付き物ですが、人口が減らない地域で良質な物件に投資すれば、このリスクは十分に回避することができます。なお、マンション投資には一棟購入と区分購入の2種類があります。ここでは、一棟購入に絞ってメリットとデメリットを確認します。

まず、一棟購入した場合には土地も手に入れることができるため、資産価値が高いことが大きなメリットです。また、マンションを解体した後にも土地活用ができますし、人気のデザイナーズ賃貸マンションとしてリニューアルすることだって可能です。さらには、売却についても全て自分の判断で行うことができます。例えば、登記を区分所有権に切り替えることで、個々の部屋を少しずつ売却する方法をとることもできます。もちろん、所有権を一括のまま譲渡することも可能です。
このように、自分の思い通りに土地や建物を運用・処分することができる点が最大のメリットです。この他にも、銀行からの融資が受けやすくなる点や、区分所有よりも利回りが高い点もメリットとして挙げられます。

一方、一棟マンション投資にはデメリットもあります。まずは、区分購入のケースに比べると費用がかさむ点です。億単位の資金が必要であることが多いため、まとまった資金がない限り購入に踏み切ることができない点が挙げられます。ちなみに、通常頭金は2割程度とも言われていますから、数千万程度の資金が必要という計算になります。また、一棟購入の場合、失敗した場合の損失は区分購入に比べ大きくなります。仮に、物件の近くにあった大学のキャンパスが移転したり閉鎖した場合を想定しますと、入居者がごっそり引っ越してしまう可能性があるとともに、物件の価値も大きく下がってしまう可能性があります。このような場合は、損失もかなり大きくなってしまうでしょう。したがって、近くにある大学が定員割れしていないか、将来的にも学生をしっかり確保できるかという情報をあらかじめしっかりキャッチしておかなければなりません。

このように、一棟マンションに投資するには確かにリスクもあります。ただし、事前に綿密な調査を行うことで十分に回避することができます。