勝ち抜けるためのマンション投資の出口戦略

投資の収益には、所有している間継続して得られるインカムゲインと、手放すことによって一時に得られるキャピタルゲインがあります。
不動産投資の場合は、インカムゲインは家賃収入、キャピタルゲインは売却益になります。
長引く低金利で、預貯金の利息があてにならない中、毎月安定した家賃収入が得られるマンション投資は、老後の豊かな生活のために、公的年金を補う私的年金としても注目です。
しかし、不動産は、適切なメンテナンスをすることで利用価値を維持することはできますが、賃貸相場や、売買の場合の価額も、築年数に左右されてしまうので、大事に維持をしていても資産価値が徐々に下がったり、家賃収入がだんだん下がるのは避けられません。
マンション投資の場合は、毎月定額の修繕積立金を積み立てているので、臨時に高額の修繕費がかかることはありませんが、築年数がたつと、大規模修繕工事を一回過ぎるごとに、以後の修繕積立金の月額を見直して値上げすることも少なくありません。
築年数が経過しても、ずっと同じ家賃収入が得られて、メンテナンス費用も変わらないなら、預貯金の利息のように安定した収益が見込めますが、実際には人気のデザイナーズ賃貸物件でも古くなるほど収益力は低下するとともに、維持費は徐々に上がっています。
そこで、マンション投資では、不動産相場を見据えて、適宜のタイミングで売却や資産の入れ替えをすると効果的です。
インカムゲインの家賃収入を得ながら、価格が上がったときには物件を買い換える出口戦略が最後まで勝ち抜くマンション投資戦略です。
安く買って高く売るのは商売の理想ですが、売却益に対する税金まで考えるのが出口戦略のポイントです。
不動産売却で利益が出た時の賢い節税方法を知っているかどうかで、ときには税金が半分以下に節税できる場合もあります。
高く売れても、たくさんの税金を納めて手元に残るお金が少なくなっては元も子もないので、売却を考えたら、まず納税額を試算してみると効果的です。
たとえば、購入から5年以内に売却した不動産の売却益は短期譲渡所得といって、39.63%の税金がかかる一方、それ以外の長期譲渡所得では、税金が約半分の20.315%になります。そのほかにも、マンション投資の物件入れ替えで、売却代金で新しい投資物件を買った場合には、買い替え特例で税金を節約できるなど、知っていると知らないとでは大きな違いがあります。