マンション投資で大手の不動産会社を利用する注意点

大手の不動産会社を利用してマンション投資をするときには土地に関して注意が必要です。不動産会社に相談するときには安くて高利回りを期待できるマンションを紹介してもらおうと考えることが多いですが、その際に土地の価格が安いことによって購入価格が安くなっているケースがしばしばあります。また、土地を購入して自分でマンションを建てて経営したいというときに広くて立地としても優れている土地を紹介してもらおうとすると、意外なほどに安い土地が見つかる場合もあります。しかし、その土地が本当にマンション投資に適しているかどうかという点をよく吟味しなければなりません。

土地の購入時には、法地(のりち)や擁壁(ようへき)や道路に注意!というのが基本であり、マンション投資に使うマンションが建っている土地や、これからマンションを建てたいと思っている土地の選び方には慎重にならなければなりません。法地の場合には建物を建てられないほどに傾斜してしまっている土地であり、マンションを建てられないということになってしまいます。安く取引されていることから魅力はあるものの、土地から手を加えて平らにしないとマンションを建てられないので注意が必要です。擁壁の上にある土地の場合には長期的に危険が生じる可能性があります。擁壁に面している場合にもがけ崩れなどの災害のリスクを考える必要が生じるでしょう。もし擁壁を取り壊すとなるとそれにも費用がかかることは否めません。また、道路についてもマンション建設のときには問題になります。土地が道路に面していないと建物を建てることはできないからです。このような点も勘案した上で購入する決断をしなければなりません。

このような土地を大手の不動産会社が紹介してしまうのは悪意があってのことであるとは限りません。大手にもなると土地を実際に見たことがない担当者が販売を行っていることも多く、うっかりしてしまうこともあるのです。土地が安ければ固定資産税評価額も低くなり、固定資産税も安くなるというアピールをすることもよくありますが、整地を行った場合には評価額が見直されたときに高くなってしまうことも多いので注意しましょう。大手の不動産会社に相談するときにはマンションを建てられるかどうかを聞き、投資に使用する上でのリスクがないかを確認してもらうことが大切です。